皆様、こんにちは。ワークラボ☆ジャパンの比嘉華奈江です。
さて、先月WL☆Jでは、「ワークライフバランスについて」「労働法について」皆で学ぶ時間を持ちました。
事前に、共通の課題(動画を見る事)各自で観てもらい、その上で予め疑問を出し合い、それを中心に議論する
という方法にしました。
ミーティングや会議は、その内容が生産性に直結します!
いかに充実した1時間にするか?が大切ですので、
事前の共通認識、事前の各自の準備が欠かせません。
さてさて、皆様は「人口ボーナス・人口オーナス」という言葉をご存知でしょうか?
前々回の記事で、
われらがワーラボのあらちゃん(新崎)が書いた通り、
勿論沖縄も、人口は増えているけれど、すでに人口オーナス期です。
人口ボーナス期というのは、
まさに、戦後の高度経済成長期、労働力人口が多くて、高齢者が少ないという状態が
人口ボーナス期でした。日本は、1969年~1995年あたりが、人口ボーナス期に該当します。
社会保障費が全くかからないので、人口ボーナス期は国が発展して当たり前と言われています。
何故なら、働き手が多く人件費が安いので、世界中から仕事が集まり、沢山の仕事をこなせる。
沢山の働き手で、早く安く大量の物を作り、世界に売って、国を発展させる・・・という仕組みです。
さらに、この人口ボーナス期は、1つの国に1度しか来ないと言われているんです
現在、人口ボーナス期である国は、中国やシンガポール、タイ、台湾等の近隣アジアです。
マレーシアや、インド、フィリピン、ベトナム等は2035年~40年ごろまで人口ボーナス期が続くと言われています。
既に、1990年代から、人口オーナス期にある日本。
支えられる側(高齢者)が多く、支える側(労働力人口)が少ないという現在の日本において、
70年代と同じ方法では、国を存続、発展させる事は出来ないのです。
間もなく、2017年。
団塊の世代の方々が70代に突入すると、一気に「介護と仕事の両立」が
進んできます。
ワーク・ライフバランスが「従業員を甘やかすもの」
「福利厚生のひとつ」「女性社員のもの」「ノー残業デイを設けたら良い?」等と
まだまだ誤解が多いのが現状です。
そんな真剣な話を、ワーラボでしながら、
「私たちに何が出来るか」
「沖縄の現状って」
と真剣トークの2時間でした。
お互いに、普段違うフィールドに居て、
専門とする分野も違うからこそ、
「学び合う姿勢」が個を強くする!と感じました。
私自身も、ワーク・ライフバランスに関する事は誰よりも
勉強しなければ!と、メンバーからの質問に刺激をもらいました。
今週末は、6回目のミーティングです。
テーマは「観光」
楽しみでなりません