こんにちは。
初めまして、川上です
女性が体験する妊娠→出産→育児。
働く女性にとって、妊娠=退職?
で本当にいいのかなぁ…と思いませんか?
↓この記事を読んで、考えさせられました。
http://spotlight-media.jp/article/108255952705368376
妊娠を機に退職した方は約8割だそうです。
今回、私の体験談を少しだけお話したいと思います。
私は24歳の頃、初めて妊娠を経験しました。
それまではいろんな業種で働き、
何が私にとって向いている仕事なのか
模索しながら仕事に没頭していました。
そんな中アルバイトで働いていた飲食店で嬉しい話が…
「社員にならないか」とのことでした。
私にとって長い間アルバイトで経験し、
仕事に慣れていること、また接客が大好きだったので、
「はい」と即答。
ですが…半年後、妊娠が発覚。
タイミング悪い…
それでも妊娠は、授かりものだし、
誰もが喜んでくれることだと思い込んでいた私…
そんな考えは甘かった
上司に事情を話すとこれまた即答で
「妊娠したら、ここでは働けない」とのこと。
ガーン…
確かに、力仕事があり…接客があり…
妊婦には難しい職種なのかもしれません。
ですが、せめて産後戻っておいで
との言葉があればどんなに救われたことか。
大好きな仕事を
惜しみながら退職しました
その経験からか、働く女性が妊娠することは
悪いこととしか思えなく
とても悲しい日々を送っていた覚えがあります。
その後、2人目…3人目と妊娠しても
職場にとっては邪魔な存在と思っていた私…
結局、妊娠=退職を重ねることに。
退職して専業主婦を経て、社会復帰するには
たくさんの困難がありました。
まずは、子供を保育園へ預けなきゃ働けないと思い市役所へ出向き相談。
認可保育園へは働いていないと入れないとのこと。
それなら、まずは無認可保育園に入れて働くことにしました。
面接時、小さな子供がいると嫌な表情をされることが度々。
結果、不採用。
働いていないのに、高額な保育料が発生するという悪循環。
子育てしながら働くことは、この世の中許されないのか…
何度も何度も不採用の結果を受けながら、次から次へと面接を受けました。
子育て中だと勤務日・勤務時間なども限られてくるので
かなり苦戦しました。
また、小さい子はよく病気します。
「預かってくれるところはありますか?」
というのが、面接時に決まって聞かれました。
今は病児保育が多くありますが、当時は近所に一件だけ。
しかも、人数が限られているので、必ず預かってもらえる保証はありません。。
そういうことがあってか
短期の採用はありましたが、長期での採用は断られることに。
どうにか短期のパートを繋げて仕事を続け、
(本当に私のやりたい事なのか疑問に思いながら…)
下の子が3歳となった頃
やっと長期で受け入れてくれる会社がありました
ありがたや~本当にうれしかったです。
私はタイミングよく
無認可保育園から認可保育園に入れたのはラッキーでしたが、
待機児童が多いのも現状です。
働きたくても働けない…どうにかならないのかなぁ。
そんな思いを心に秘めていました。
新たな仕事を始めて約二年たったころ
4人目の妊娠発覚。
今までの経験上、私の頭の中では…
妊娠=退職を遠まわしに勧めてくるんだろうな。
どうせ妊婦は邪魔なんだろうな。
それでも、心の中では少しの期待も…
が、しかし…
私 「現在妊娠三か月です。」
社長 「じゃ、今月いっぱいかな…」
私 「え?」(そんな早く辞めさせたいのか…?)
私 「1カ月後退職します。」
社長 「わかりました。」
私 (やっぱ、産休育休は取れないか…)
そんなこんなで、現在に至ります。
私は仕事を辞めて友人から教えてもらいましたが、
「産休育休制度」があるよ!と…
一般的には産前6週間、産後8週間の休暇を取ることができるそうです。
産前休暇は雇用側へ申請すればOK!
産後は申請不要だそうです。
参考にどうぞ↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/303194/
そんな無知な自分を悔やみました
何事も勉強ですね…
でも、実際申請する勇気が私にあったのかな…
と考えると、おそらくなかったような気がします
せめて、就業規則に載せてあれば申請したのかも。
そうすれば、また違う方向に向かうことができたような気がします。
(好きな仕事を続けられたのかも…と。)
気の弱い私は結局…妊娠をしては退職、産後にまた求職活動。
その繰り返しでした
そんな時、友人に誘われて
「第1回ワークラボ☆ジャパンのミーティング」へ参加。
この会で初めて
『ワークライフバランス』という言葉に出会いました。
こういう活動をしている方がいるんだ
私が諦めていたことをどうにかしようとしている活動があるんだ
と驚き、同時に一筋の光が私の心に舞い込んできました。
私は仕事と生活の両立はないと思っていました。
どちらかを犠牲にしないといけないとも思っていました。
『ワークライフバランス』とは…
「仕事と生活の調和」と訳され、
「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、
仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、
子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて
多様な生き方が選択・実現できる」こと。
男女共に仕事への意気込みは同じ。
その中で女性が妊娠を機に退職してしまうような
環境を作ってしまうのはどうかと。
私は思います…
父親の育児休暇所得率をもっと増やす!!
いわゆる、「イクメン」
妊娠→出産→子育ては母親一人でするものではなく、
父親はもちろん周りの助けが必要だと思います。
母親の負担を少しでも減らして
働く女性を応援する環境を作ってくれたら、どんなに心強いか。
また、働く女性を支援できる施設・団体が多くできるといいなぁと思います。
育児が終われば、次に来るのは介護…
男女問わず、働く方々に
どうしたら仕事と生活のバランスを取り、
充実した日々を過ごせるのか…
それに対して何が必要なのか考えさせられます。
そういう事を実現に向かって活動しているのが
ワークラボ☆ジャパン!
沖縄に新しい働き方を…願います。